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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

インドネシア電気二輪車購入に対する補助金

 

一昨日、インドネシア政府が電気二輪車購入に対する補助金の支給対象者を、一般市民に拡大すると発表した。対象メーカーに14社が名乗りを上げているが、なぜか日本車の名前がない。昨日の8月の経済トピックでも世界はEV一色のところの現象と同じだ。

あわてて手元ニュースを探すとインドネシアNo.1の大富豪のタバコ屋さんがバイクメーカーに進出した情報の書きかけ原稿があった。曰く;

インドネシアの現地会社ハルトノ・イスタナ・テクノロギーが電動二輪車のバッテリ-リースを開始する。新たに2車種の電動バイク投入するようだ。

報道によると、使用者・顧客側にとってのリースのポイントは

  • リース料金は 月額 25 万ルピアと安価で、バッテリー容量が新品の 70%以下まで減少した場合、新品と交換できる。

  • バッテリーを含まないオンザロード価格は 1,800 万ルピア。

という事にまとめたが、つまり、本体価格が従来のガソリン車並みであり、月額料金は毎月のガソリンと考えると非常に安く、急速にも市場を圧倒できるだろうとの印象がある。該社は大昔からある、インドネシアの家電製造会社のPOLYTRON社であるが、Polytronはインドネシアトップのビリオネア、たばこの ハルトノ兄弟の事業である。

サイトにはもう製品の電気二輪車がでており、時代は変わりつつある、多分日本メーカーは多くの部品メーカーとの調整や日本の政府の動きなどに時間がかかっているのだろう。早急な立ち上げを祈る。