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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

進むインドネシアのデジタルバンキング 取引額は6京 ルピア



現地新聞が伝えるSuper Apps BRImo Tembus Rp4.158 Triliun!で4,158兆ルピアとはあまり見ない巨額さで、小さなSuper Limoが何か成し遂げたのかなと思ったがリテールのLimoでなく銀行のBRIであった。

国営銀行BRIが開発したデジタルバンキングスーパーアプリのパフォーマンスであるが既に人口270は百万の大人のうち一行で約20~30%の3,158万人が口座を持ち、年で30億回(一人当たり95回)の利用があり金額で言えばRp4.158 triliunであったという訳である。1回あたり1.3百万ルピアとなる。Google翻訳では4.1兆と計算されたがインドネシアは大陸系コンマの国でgoogleは米系であるので注意が必要だ。なるほどBRIはインドネシア最大の銀行であるので大きさには愕かないがBRIはデジタル銀行でないのでデジタルを狙っても旧来口座と別建てで、また単なるオンラインではなくモバイルでソフト/プラットフォーム操作できるものであろうか。

BRImo スーパー アプリも、ユーザーがシンガポールで買い物をする際に取引できる国境を越えた QRIS を提示することで、国境取引を可能としている。QRISとは電子決済システムの国内統一規格である。

 

一方昨日別のニュースで2024 年のデジタルバ ンキングの取引額が、前年比 9.1%増の6京 3,803 兆 7,700 億ルピア(約 603 兆 9,700 億円)に達するとの予 測を報じている。ここから上記BRI単独の4, 158兆を整合しているとみる。

 

ここで関連統計をまとめておくと:

*23 年のデジタルバンキング取引額は、 前年比 13.5%増の5京 8,478 兆ルピア

*24 年の電子マネーの取引額が前年比 25.8%増の 1,051 兆ルピア

*電子決済システムの国内統一規格(QRIS)取引額が前年比 2.倍の 229 兆ルピア

*QRISを利用 する一般利用者数は 4,578 万人、販売事業者は 3,041 万事業者

*23 年のCashcark/Credit Cardによる決済額は、前年比微減の 8,178 兆ルピア

*23 年 12 月時点の通貨流通高は 1,101 兆ルピア

 

日本はどうかと見たいが専門的に進み過ぎたのか、思うように対応する数字に行き当たらないのでだれかの反応を待つが、取り合えず;

  • 大手三菱UFJ銀行」公式のインターネットバンキングアプリ のダウンロード4.5百万件(口座数);上のインドネシア大手BRI銀は31,6 juta user

  • 三井住友銀行が提供する、インターネットバンキングアプリ:3,975,477件~

Olive は 140万件

  • ネット楽天銀行の公式アプリ:。4,927,849件~

  • デジタル銀行みんなの銀行口座数;670,000件

  • 2022年度における日本のBtoC-EC市場規模は7兆円で、前年比7.35%増加