愈々、大統領選挙が近づいた。日本いると日本のテレビでは一言も言及することはなく歯がゆいが、選挙戦が進むにつれプラボヲ組の優勢が高まり、シラケから関心を失いかけたが、ここにきて遂に救国の男2人が立ちあがった。
ジャカルタ市長選でイスラムの罠にかけられ数年の桎梏の苦渋をなめたアホク氏がプルタミナ会長を辞任し応援にはせ参じた。
あと一人は憂国のDangdut歌手Rhoma Iramaである。70年代だったかインドネシアのそのころの人口を題名にした135jutaで国民的人気をえた歌手で一度は大統領選に出たこともある。
第5回のDebateでAniesとGanjarの訴えにRhoma Iramaが彷彿と現れる姿を思い浮かべたのである。この歌もIndonesiaと言う題でSyair(Puisi)の部分の'yang kaya makin kaya dan yang miskin makin miskin'.と言う通り貧富の格差を訴えるものであった。
ガンジャルは、インドネシアの富の3分の1が大統領候補の一人を支えている政治王朝と、戦うよう国民に呼びかけた。彼は又オリガルヒが支援する王朝政治と比喩し真のリーダーを訴えた。
父が独立英雄の一人であるAneisは、当時の国を指導したエリートは、ひとときも自分だけのことは考えず国民すべての人のため機会を与えるため努力したことに触れ今こそ見習うべきだとした。
インドネシアは人口世界4位の3億人、そして8割が投票する大統領直接選挙で民主政治の模範生である。日本もそうあってほしい。
初回の投票には敗れても第2回決戦投票がある。アニスとガンジャルの連立政権が組まれる可能性についても合意している二人である。
これで少し明るさが出てきた。
YANG KAYA MAKIN KAYA (Rhoma Irama & Soneta) (youtube.com)
https://wwYAw.youtube.com/watch?v=pmqCu4PCTSk&list=RDpmqCu4PCTSk&start_radio=1&t=75s