今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Gemoyの語感がきもい プラブォウォの所為せい



スラングでよく使われる表現の1つに「gemoy」があります。この言葉には独特の意味があり、つまり、肯定的な文脈で面白い、または共鳴する気持ちをあらわすもので、若者やティーンエイジャーが、よく使う言葉です。

これをジョゲットの踊りも入れてひょうきんによく使うのが大統領候補のプラボウォ・スビアントですが、彼は総選挙の人気取りに利用しているようで、小さい時、彼の祖父のインドネシア銀行初代総裁であったMargono Djojohadikoesoemoがよく家でジョゲットをしながら出迎えて彼を喜ばせたそうです。

 

 

「gemoy」という言葉は、語源は“gemas”でkesal(クサル、失望した)であるが、可愛らしさとか外見に関する褒め言葉としてもよく言われます。例えば;

“Wah, gaya berpakaiannya gemoy banget. Bikin terlihat lebih muda!”

ワー、着こなしのスタイルは本当にギモイね。若く見える。

 

“Ya ampun, jogetnya gemoy banget”

「あらあら、踊りは本当にギモイです」

 

語源を離れて、一般的に肯定的な印象を持っています。表情豊かな声のトーンも伴い、おどけて見えるので人気になっています。

 

GTチャットに“ジョゲットの踊りの戯画を書いて、と頼んでみました。ジョゲットの意味が解らないようでした。