今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

Sunter Hotel から LIXIL へ

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スンターダナウ・ホテルが上場するというので、あの程度で上場できるのかとの印象であった。
f:id:nishimikyohei:20210402173655j:plain遠くで見たり、写真で見ると良く見えるので見に行ったことがある。
スンター湖が前面にあり、景観は得しているがアクセスはどうかと思える。

f:id:nishimikyohei:20210402173718j:plain2015年頃でも湖の向こう側は多くのビルが建ち大賑わいで何か魅力がありそうで結局は何もなかったことを思いだす。
上場はこの3月29日で会社名PT Sunter Lakeside Hotel TbkはコードSNLKを貰ったが
1億5000万株をリリースし、その売出価格は一株当たりIDR 150である。これで33.33%が公開されたのであるが、225億ルピア(2億円弱)を入手したことになる。このホテルはもう昔の1996年頃建設なので資金は修理や維持費用化するのであろう。
しかし今日あたりでIDR330 となっているので時価総額は1485億ルピア(100億円強:
オッと間違い:やっぱり10億円だ)の評価となる。株主はSapto Utommo Hidajat以下Hidajat家の面々が幹部として就任している。
Sapto氏は目論見書によるとPT Inax Internationalを経営しているそうで、小生には日本の伊那製陶のサニタリー用品を思い出して、それなら、ToToと同じようにビジネス・エリートに上げようと思った次第。念のためジャカルタジャパンクラブの名簿を見てもそのような会社はないので、INAXを調べると、INAX自体がLIXILに変わっており、LIXILの総合報告書を見ても、サニタリー用品の会社はインドネシアになく、この会社は日本の昔の会社名を使っているだけのことのようだ。
INAXは製品名としては使用されておりこのインドネシア側の商標権の問題となるが、この会社は1978年と古い。この間に何か落ち度でもあったのであろうか
f:id:nishimikyohei:20210402173740j:plainそしてLIXILはPT LIXIL ALUMINIUM INDONESIAというサッシ窓枠の会社をジャカルタにもっているが、まだ2019年2月現在JJCのメンバーではないようだ。