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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

インドネシアTELKOMの国際比較と買い時

f:id:nishimikyohei:20201127113849p:plainTELKOMのランドマークタワーの事が解ったが、分かったようでわからないのがTELKOMである。日本より早く通信衛星を持っていた国のインドネシアの通信会社で 当初は国内を担当、国際は一方の雄Indosatがあり、アメリカにも上場したよな昔の動き以来、頭の中は中止している。世界最大のTELKOM(実際はAT&T)の業種・サービス内容を見ると“固定電話、移動電話、インターネット接続、データ通信、情報通信システムに係るビジネスソリューションの提供、IP放送、衛星テレビ、ケーブルテレビ、テレビ番組の製作・配信、映画の製作・配給、出版、デジタル・ターゲッティッド広告等の事業とあるから、似たようなものとして詳細は、おいおいやることにする。序に大雑把なイメージとして国際比較をその売上高だけに絞って比較しておこう。
ATT:アメリカ:1,905億ドル(2017)

f:id:nishimikyohei:20201127113535j:plainNTT:日本:11.9兆円
DTE:ドイツ:807億ユーロ
BT:英国:183億ポンド(2014年)
と年度も、通貨も違うがインドネシアのTELKOMUNIKASIの売り上げ136兆ルピアを1兆円にすると英国が数倍、ドイツ・日本が10倍、アメリカが20倍となる。
PT Telekomunikasi Indonesia Tbkはこのコロナ禍の中でも好調で今後も国営企業デジタル化の中で注目されている。会社の株式はインドネシア政府が52%保有、一般株主が43%であるが、市場では外資系のターゲットにされている。
この編は、昨日の株式ニュースに触発されたもので、JEIではこの25日 たったの1週の間で、PTテレコム株は、Rp1.05兆の純購入で外資に爆買いされたということである。フィリップス証券は、価格Rp4,000迄、株の購入を薦めている。会社時価総額は350兆ルピアと実質トップのトップグループである。

追:12月8日Bisnis.comの報道では、イ政府はTELKOMのNYK上場を廃止することを検討しているそうである。1995年BEIとNYKに同時に初上場(IPO)してから25年時価総額は17倍となったと、今までの貢献を感謝している。