インドネシアの富豪ビジネスマンにBarak親子がいるが、日本とも関係が深く、親父さんはプラザ・インドネシアの社長をしており、息子さんはBimaと言うTV用映画を作った人で、事業分類に迷ってエクゼクティブシリーズへの掲載が遅れていたのであるが、上場企業の業種分類を探ると広告・出版・メディアであり、その中に、見慣れぬ会社名. Graha Layar Primaがあり、それが映画館であることを知ったのである。その間に大手新聞社を検索してもヒットせず、彼らは上場をしてないことに気付いたり、
グランドインドネシアからよく見かけたBlitzMegaplexという映画館の名前を思い出し、又或る日本人のCGV映画館の賞賛探訪記を読んでこれらをむすびつけるのがこの記事のメインテーマとなった。
先ずは簡便なIDNFの和文の紹介記事を狙うと、PT Graha Layar Primaは映画館産業および食料品の提供に従事している。2006年10月に営業を開始。パリバンジャワショッピングセンター、ミコモール(バンドン)、グランドインドネシアショッピングタウン、パシフィックプレイスモール、インドネシアモール、セントラルパーク(ジャカルタ)、テラスコタエンターテイメントセンター(タンゲラン)、ベカシサイバーパーク(ベカシ)という8つのブリッツメガプレックス映画館を営業している。当社および子会社はバリクパパン・プラザ(バリクパパン)、ハーバー・ベイ・モール、ケプリー・モール(バタム)、グランド・ギャラクシー・モール(ベカシ)という4つのブリッツシアター映画館も運営していると紹介されている。役員にも株主にもなじみは無く、会社の上場コードがBLTZであることや和文に埋没したブリッツメガプレックス映画館をメスったが、そこに書いてある通りあのグランドインドネシアにある映画館はここで結びつけられたわけである。
会社自体のサイトでの自己紹介では以下の事が知れる。
PTグラハ・ラヤール・プリマ・TbkはCGVシネマズとして知られる一方、不動産開発、エンターテイメント、起業家ベンチャーの豊富な経験を持つ地元の投資家のグループによって2004年に設立されたこと。2006年にバンドンで最初の映画館をオープン、その後、2014年に映画会社として初めての上場企業となるが、この時韓国の大手シネマのCJ CGVと協力したとある。あと長々美辞麗句を連ね、最後に
最新のシネマコンセプトとしてカルチャープレックスを提示するという当社の確固たるコミットメントは、ペルセロアの継続的な進化の原動力となっていると絞めていた。
戻って株主欄を確かめるとここで出てくる韓国映画社はCGI Holdings Limitedに該当すると思われ、単なる提携ではなく買収されていることが解った。会社の独立監査役にGatot Subroto国軍退役将軍が就任していたのには一寸不思議な気がした。
会社紹介に、こまごまとジャカルタの映画館名が述べられていたが、実際は全国23都市に50店、314スクリーンを保有しているそうである。そして映画館はその装備により、Regular Class, Velvet Class, Gold Class, Satin Class, Sweetboxとクラスがあるようで某氏の探訪記でも、このシートの豪華さや快楽さを持ち上げていた。
写真は某所から借用した某映画館の風景であるが、如何に多くの観覧者が集まるか、うらやましい限りであろうか。
インドネシアの1番手はCinema XXIでスクリーン数は1,240迄伸びて独占を誇っていた。日本では最大はイオンである。多分1,000ほどになろうか、イオン映画館は小生の通勤駅にもある。
今はジャカルタはコロナの対策の為、映画館も閉鎖されているが、もう少しの辛抱だ。