今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

今ここ原子力が。。

今ここ原子力が。。
カーボンニュートラルで筆が鈍ったのはロシアが豊富に持つ天然ガス地球温暖化対策では問題が少ないと言うことを潰す何かに行き当たりそうにないからである。
この資源の偏在が過去世界大戦を引き起こし、今も中東の石油地帯が常に世界の火薬庫の如きむしろ厄介な問題を抱えるので、資源貧国の国民として、石油資源国が石油を掘りすぎて国土が沈没するようなことが起これば良いと思ったりもしたものであるが、この資源確保競争は火星に迄及ぶと言うので人類の滅亡に繋がり切れない問題だと諦めた。 或いはこれらの資源を取り出すそのプロセス自体がGHG排出が巨大に多く地球温暖化の為には資源採掘が禁止されるような、世界各国が簡単に言えば太陽と風の平等な資源にのみ依然することで、同じスタートに並ぶことにならないだろうかと思うことを今日のスタートとする。
GHGの排出の国別数字は当たったが、削減ゼロ化で考慮されることは現在の一人当たり排出量である。
一度それを見て見ると
   世界平均  4.42
   中国       6.84
   米国      15.03
   日本       8.55
   ロシア   10.99
   インドネシア2.03
   サウジ     14.59
   イラン     7.09
   カタール   31.27
中国も既に先進国レベルでもう文句を並べることはないだろう。産油国では米国が贅沢の範疇だろうがイランを含め皆高い。ずば抜けたカタール原油でなく巨大精製プラントからの排出とされているようだが、サウジを含め皆ゼロカーボンに参加しているのでまずは安心だろうと見たが彼らの贅沢消費を資源貧国並みに抑えても採掘を続ける以上ゼロにはならないのではないか。私は石油ガス採取の際大きなGHGが発生しているが、これは未だ秘密にされているのではないかと思われて仕方がない。
いずれにしても日本も今再生エネルギーや水素・アンモニア発電へ焦点を合わせ、直ちに石油・ガスの使用を停止しその間、原子力を稼働させることが最重要となろう。(インドネシア原子力発電は未着手)
この文章は、この際ロシアからの天然ガスなどを完全に輸入ストップしたらどうかと気が逸ったものだが、石化エネルギーの輸入は何も発電だけではなく石化製品需要の視点が抜けていた。只天然ガスだけの使途は8割が発電、2割が都市ガスである。 ロシアからは天然ガスだけでなく原油も石炭もあるそうだから一寸思考が止まってしまった。
  多分、ロシアのシェアーは以下で 
原粗油、                      ロシア3.6%        
液化天然ガスLNG)       ロシア8.4% 
石炭                        ロシア14.7% 
全体では19兆の輸入の5%もあるが、とにかくゼロカーボンを進まねばならない。

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