今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

オンライン・遠隔・代理投票システムは

インドネシアで次の大統領選挙には電子投票を実施したいというニュースを見たが、進んでるなと言う感想であるが、日本でも過去、電子投票をやった歴史があったことを知る。
私も投票を欠礼したことはないが、余り政治に参加している気はしない。それは投票の技術的面以外の要素が多いからだろう。だから日本の電子投票の記憶がないことになる。

電子投票と言っても、オンライン投票でも何でもないので今後は、ちゃんと意味の分かるオンラインとかインターネットe-votingと言ってほしいものだ。投票者の便宜を考えないと投票率はどんどん下がって行く。

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日本の電子投票法では地方選挙でのみ認める電磁的記録式投票機を使用するとあるので我々は投票所に行かねばならず遠隔地投票も出来ない。
アメリカでも2020年大統領選挙においても24%の自治体が採用するに留まっているそうで
改ざんやハッキングの危険性があるかららしい。これを乗り越えるにはブロックチェインの技術を使えば良いとしてインドが研究中でこれに乗って行けばインドネシアも実施可能と読んでいる。

ブロックチェインは仮想通貨で使われ、仮想通貨そのものは問題があったがブロックチェイン技術はその遺産で次世代型インターネット「ウェブ3」など大きく使用価値が出ている。小生には技術的な説明は出来ないが、今後の行く末が楽しみである。

開票集計技術では投票締め切りと同時に当確が出る日本の出先調査が世界に冠たるものと思うものの 他国からの賞賛も、輸入の申し出も聞いいたことはない。 
今週は偶々、小生の住所地の地方自治体(何故かな)の選挙の最終日を迎えるが、事前投票は有っても代理投票な未だないようだ。 家内に代理で行ってほしいのだが。。