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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

CirebonとSerangをつなぐ聖人

Cirebongに次いで古き佳き駅舎はないかと探ってSerangにやってきたが、駅舎は見るべき物がなく、代わりに多くのモスクはあった。流石はスルタン王国バンテンであると地図を見ている内に壮大なモスク公園みたいな施設があった。中心のモスクを囲む円は直系200mtr、一帯は2㎞四方ほどもあるようなMasjid Raya Al-Bantaniである。

Masjid Raya Serang

まだ未完成の部分があるのか、中々場所の確定が出来なかった。この写真はDreamtime.com からだったかの借用である。

2010年に出来たばかりなので、観光客の憩いとか、エンタメ・フードは見当たらないようである。

ロケーションはSerang中心から南に下ってPandeglangに向かう郊外になろうか。街の中心には公園も多く緑濃い落ち着いた町だ。

南に向かう道は三つあり、こちらのPandeglangに行く道は更に伸ばせばRakasbitungからParung PanjangからTangerang・Serpongに向かう道となる。

二つ目はSultan Agenng Tirtayasa大学の辺りから南に下ってRankasbitungに向かう道で三つ目は更に東よりのSerang 高速ゲートから同じくRankasbiitungに下る高速で、いつ完成したのか最新の高速道路が出来ていた。

これだけウロウロしたのはSerangの嘗てのBanten Girang (Upper Banten)を探したからである。その名前は16世紀以前はスンダ国がその名前で領した地域で、その賑わいはイスラムの上陸後は海岸寄りのBanten Lamaに移っていった歴史がある。

Keraten Kaibon 1993

 

このBanten Lamaは20近くの遺蹟廻りをブログでも取り上げ済であるが、スルタン王国の初代王はCirebonの王でもあったFatahilah、つまり9人の聖人ワリソンゴの一人Sunan Gunungjatiであった。