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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

インドネシアからプリマブランド コーヒー

 

食料品部門の上場会社で、今迄触れることがなかったものの、古い会社として存続するPT Prasidha Aneka Niaga Tbkと言う会社がある。

1974年に営業開始しており、設立者であるMansjur Tandionoが現在も監査役会長をしている。4人が設立・創業者だったが、後一人の共同設立者にOesman Soedargoがいたが、彼はあのダルマラグループの副会長でもあった。そして彼の次世代であるJeffry Sanusi Soedargoが現在このPrasidhaグループの取締役社長をしている。

 

IDNFの紹介ではコーヒー、クラムラバー、カカオ、タピオカ、ペレット、コショウ、バニラなどの農産物の製造と貿易に従事、不動産業も手掛けるとある。

上場は1994年でコードPSDNを得ている。不動産とあるが、昔、Jalan Setiabudiの一角にPrasidhaビルを見かけたが現在はプラシダの名前は無くなっている。現在の本社はSudirmanのSentral Plazaである。

子会社にPT. Anaka Coffee Industry(ACI)或いは PT. Aneka Bumi Kencanaがある。スラバヤには、はごろも/伊藤忠のツナ缶製造会社 Aneka Tuna Indonesiaがありグループかと見まがうが、データにはプラシダの名前は一切ない。

所でコーヒー生産の子会社ACI社こそは、伊藤忠及び上島珈琲との合弁で1995年設立後、1997年の6,000トン年産から2018年には11,000トンまで増加している。

ブランドはPrimaで東南アジアでトップと言う。