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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

コンテンポラリーアート・アーバン ブテック ホテルARTOTEL

 



旧サリーナデパートの裏通りで、7階建てのビル全部が現代アートに覆われたArtotelと言うホテルを見たのは2015年である。すぐブログに書き、若いビジネスマンが保有しているようだとしていたが、今日その事業者の名前を知った。

 

Erastus Radjiminという人で2012年、若い時からのコンテンポラリーアートの夢を実現させた一歩であった。

 

趣味を内包させながら、最初に仕事についたのはバスボーイで、また朝食のテーブルを掃除したり、朝食ビュッフェエリアでワッフルを作ることから始まったと回想する

それは、ホテルでのインターンシップ中であり、財務、販売、マーケティングコンシェルジュなど、無数の部門に触れたが、あとロンドンのマリオット・インターナショナルの本社でセールスエグゼクティブとして勤務、2000年代シンガポールに移り住み、再びマリオットに就職した。         

帰国後、インドネシアの現代アーティストをプロモートしたいという情熱に導かれ、ホスピタリティ業界への愛情から妹Christine Radjiminとともにアートテーマ の アーバン ブテック ホテルARTOTELブランドを設立したのである。

クリエイティブ産業を促進するという使命感から、地元のブランドとのコラボレーション、複数の展示会の開催、チャリティープロジェクトの実施、オンライン音楽祭の開催、他の業界プレーヤーとの協力など、さまざまなベンチャーを掘り下げて来ており、ARTOTELをクリエイティブ産業のプラットフォームとなることを目指してやって来て、2018年時点で56のホテルを運営するまでになっている。 毎年、褒賞を受けているが多すぎてサイトでは、事業の核心の説明が少ない。

ARTOTELグループとして DafamやMaxOneHotels、Kyriadの名前が出てくるが、グループ会社ではなくパートナーであろうか。 Kyriadは260ホテルを持つフランス系である。また豪州系のFar East Hospitality(Oasisなど10ブランドを持つ)もグループとしている。

資金的にはIntudo Venturesがバックにいる。

JakartaにはArtotel Casa Hangtuah ARTOTEL Suites Mangkuluhur Jakartaがある。