今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

後ろから修飾・接続する接続詞を中心に

先日、Justru・Malah・Bahkanで思わず接続副詞の文法迄を取り出したのは、私の失敗である。私はある文章で二つの用言がありそれを繋ぐ言葉を接続詞とする複文構造を探求するのが目的だった。日本語で言えば“そうだから”と “~~だから“に見る様に、前者はit is soが”そうだから“にふくまれているので 接続語ではなくて副詞であるが、 “~~だから”に於いてはIt is ~と複文を作らないといけない。これを比較図示してみよう.

前者―そうだからー副詞―therefore― jadi

後者―~~だから―接続詞―because~― karena~、sebab~

前社―そうは言ってもー副詞―however― tetapi

後者―~~だけどー接続詞―though~― meskipun~

これは典型的な例で、何でもできる日本語、ルールにうるさい英語、柔軟なインドネシア語ですべて関連して、全ての接続語に言えることではない。ただ私が攻めるべき単語は接続語の後ろにある従文を先に述べて戻る形をとるものを、今後の深堀の対象とするものである。

頭から素直に読み進めるのは間違いが生ずることは少なくこれらを文法に絡めて論ずる必要がないからである。これをまず接続副詞で挙げられた英語の対応インドネシアでそう言えるかみてみよう。

 

(1) 時間的移行: subsequently;kemudian;

(2) 補足・追加: moreover, furthermore:lagi pula、 bahkan、 selanjutnya

(3) 逆接: nonetheless :jua、 namun

(4) 選択: otherwise: kalau tidak、 jika tida

(5) 原因・結果: therefore;Jadi karenanya 

(6) 例示・言換え: namely, that is (to say):yaitu、 yakni

(7) 文中などの Though ;bagaimanapun

(8) 逆接のHowever:bagaimanapun

(9) 補足besides:lagi pula

(10) 結果thus;demikian、 jadi、 hingga

(11) 本当にindeed :memang、 sungguh、 bahkan

(12) 一方meanwhile ;sementara itu

(13) 正しくはexactly ;justru

(14) すらeven: malah bahkan,  malahan

(15) not to mention; kendatipun, kendati(前置詞接続詞の用法がおおい )

 

接続詞としてのthoughの対応インドネシア語の接続詞はmeski(pun)、 walau(pun)、 kendati、padahal、biarpun sungguhpun kalaupun namunなど後ろに副文を引き連れる。

 

 

かような複文を繋ぐ接続詞は他にもasal、 agar、 supaya、 bila、 Apakah、 entah、 jangankan、andaikan、 jika kalau、sambal、susudah、ketika、Baik maupun 

と枚挙にいとまがない。

焦点がはっきりしつつあるので次回以降こうした接続語を中心に例文で簡単に翻訳できるかとか、ルール通りかチェックしよう。ここではことばの組み合わせで句として接続語等になるのは極力辞めたいと思っているが上記にもpunとかpulaとかtidakとか入っているのは大目に見よう。

そして小生はAIを持っているわけではないので、言っていることは断片的にならざるを得ない。