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「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

バタムでCitramasはデジタル・タウン

Citramas

Kris Taenar Wiluanがインドネシアの富豪89位で資産450百万ドルと報じられたのは2021年で67歳の時である。石油・ガスと鉱業にサービスを提供するバタム島に本拠を置くPT Citra Tubindo Tbk.の最高経営責任者である。Pertaminaのアルジェリアでの事業で石油掘削リグの納入を果たすなど専門性は認められている

かれらの本拠はバタムで、1983年設立のPT Citra Tubindoの他PT Citra Agramasinti Nusantara (工業団地、住宅、寮の開発)、PT Citra Bonang、KS EnergyAqua-Terra Supply Co. Ltd などの会長でありPacific One Energy LimitedのオーナーであるCitramas Groupの創設者である。

Citramas Group多角化を進め上記の石油ガス掘削サービスのインフラ開発、油田機器の製造から海運・物流、港湾・フェリーターミナル、ホテル、不動産、ゴルフ、アニメーション・映画制作、ホスピタリティ・レジャー産業に渉る。



最近では2018年シナールマスと共同で、総面積62ヘクタール、8,000人のデジタルワーカーを収容できるNongsa Digital Park と言うデジタルビジネスのためのデジタル新興都市を開発しており、インドネシアシンガポールの間で、さまざまなデジタル企業とテクノロジー企業をつなぐ架け橋となるデジタル経済特区として期待を担うものである。

ノンサDタウン


Nongsa D-Townとも言い、オフィスのほか、ショッピングセンター、デジタルトレーニングセンター、ホテル、コワーキング/コリビングなどのサポートエリアも備えている。

彼は1971年にロンドン大学で数学とコンピューターサイエンスの B.Sc 優等学位を取得し、ロンドン・ビジネス・スクールとハーバード・ビジネス・スクールで経営学を学んでいる。