今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

バーデン・バーデン湯の町カジノに学ぶ

世界街巡りのZurichのあとはドイツのバーデン・バーデンだ。Badenとは湯浴み(温泉)であり、それに珍しい重複語なので昔から馴染みがあった。その上、古くからのカジノがあるのだが、訪れるのは今日初めてである。

今日のカメラはBaden Baden, Germany 🇩🇪 The Glamorous Spa Town ☀️ 4K HDR (youtube.com)https://www.youtube.com/watch?v=iYVDF5DxibQさんである。今回は画像を見ながら読んでもらう事とする。

 

事前知識で先にイメージを高めておこう。Baden-Badenは観光保養地の小都市かと思ったが面積はパリより広い147㎞2だが人口はやはり5万人強。南西部のカルルスルーエの南30㎞、更に40㎞南にはフランスのストラスブールがある。国境の間はライン河が北上する山地でシュバルツバルト(黒い森)と読ばれる。浴場はローマ時代にさかのぼる歴史があると言われるほどで、連れてカジノも古いが、現代の設備から言っても、イタリア、フランス、イギリスに次ぐもので、他の諸々のカジノとは一線を引く。

出発は木々の緑の葉陰をくぐり抜けた先の広場で、ギリシヤ・コリント風円柱が16本もある長い宮殿風建物が建っている。Opulentスタイルと言うらしい。(Trinkhalle:飲泉)

回廊には大型歴史絵画が8面ほど飾られている。それは左右にあるが全景はカメラに要らず片側だけである。これを抜けると再度おなじような建物があり

Kurhaus(温泉保養ハウス)と表示されている。こちらの円柱は中央部8本、右翼左翼12本の総計32本となるが右の建物と合わせここがカジノと浴場その他の設備で、前庭のショッピング店舗と大きな公園を形成するようだ。

 

ショッピングを抜け一番左に大きな劇場Theaterがある。

この広場の手前は川がこの地を縦切るが右隅の橋の向こうにAtlantic Park Hotelがあるが、カメラは橋を渡らず川に沿って上流にむかう。

10分も歩いた所で橋向こうに何か公園が見えるので橋を渡り木々の中の道を歩いていくとバラ園につく。バラ園が二つ三つ合体したような広さだ。

ここで方向が判らなくなったので大きく地図で確かめると;ライン河が国境で、Baden Badenは当然その東側で、更にその東側がSchwalzwaldで、Karlesruhe辺りからずっと南のスイスのBasel辺りまで縦に広がる。Baden-BadenはそのSchwalzwaldに食い込むように山地に抱かれている。東側の方が本物のSchwalzwaldで峠にケーブルカーが走り山頂は660mの砦城(ruin)である。

Baden Baden駅は6km北で街は20㎞と南北に長い谷に横たわる。これで自分の立っている位置が判った。

先ほどのKurhausの前庭を南北に縦断する河は川幅6mほどの Ost川でそれに沿う道がKaisersalleeであるがカメラは北からTrinkhalleに入ってきたのである。

先述のAtlamtic Park Hotelの所からKaisersalleeはRichtentaler Alleeとなり並行した川沿いの堤防道を更に南(上流)に向かう。森の向こうにMuseumが三つほど森に隠れてある。Museum LA8, Frieder Murda、その間にKunsthalle)。

Trinkhalleから1,500mも歩いただろうか、今度はBrenners Park Hotelが堂々と立っている。そして川を渡ると先のバラ園である。バラ園とは私が名付けた名前で本当はGonneranlage(散歩園)という。種々のバラが咲き乱れるわけでなく、椅子・テーブル、噴水、彫像、生垣、造園設計を楽しむ場所で弁当を広げる人はいない。太陽の下にいることが最大の楽しみなのだ。

バラ園は横側の入口から出て川の方に戻り今度はOst川を離れ少し西側の道を北にとると先のBrenners Park Hotelの反対(正面)側の玄関を左手に見て更に教会やKongressなど由緒ある建物を見ながら噴水のある広いセンターにでてくる。

なんと、当然ながら左手遠くにKurhausが見える。Ost川を下ってきていたのだ。但しこの辺りKurhaus前広場と街の間のOst川は暗渠になっていた。

Kurhaus前の広場の暗渠を渡りにぎやかな街に向かう。カフェ街である。

 

ここでBaden Badenの街全体の印象書くと、建物は殆ど4階建て(戸建ては見ず)の石造りの重厚な建物(コンクリビルは見ず)で、石詰め(レンガでなく磨かれた石?)の街路で全てが歩道(車侵入禁止)である。ここも要は古都なのである。

カフェBistroをすぎて五叉路があるが、ここに、道の真ん中にも歩道がありつまり歩道が左右入れ3本ある大きな道があることになるが、ここまではバスが入ってくる、

ここが交通の要綱地だろう。(Leopoldsplatz)

街に店の看板は出せないので行ってみないと何屋さんかはわからない、このカメラのゆく所、八百屋や肉屋など生活臭はなかった。カメラは古都Altestadtの北のはずれまで来てまたもどる、

 


坂を上りまた下りこの辺りで中心の教会(Stiftskirche)を中心に縦横にを巡り最後は山中の坂をのぼりPanoramaに立つが見晴らしの写真はなく都合58分のツアーは終わった。

 

 

一寸物足りないので補足しておこう。

ー Spaは町中のホテルにあろうが有名なのはFriedrichsbadである。ここの温泉保養コースはなんと16行程で3時間(約3千円と安い)かかる。ほかにローマ時代遺跡なのかCaracalla Therme(カラカラ・テルマ)もある。

ー Casinoはここは18tabel、144slotマシンであるが開設1838年、設備は最高で高級である。日中見学ツアがある。ドイツはここ以外に意外や80強のカジノ(=.都市)がある。

- GoogleのStreet Viewはとぎれとぎれで Youtubeのカメラを追いかけながらGoogle Mapのstreetをたどるのは出来なかった。ドイツではプライバシーが厳しくGoogleのカバー率は低い。

ー 大阪の夢の埋め立て地の金に狂ったカジノ建設の思い付き為政者に、参考に供しようと思ったがここはなんと世界遺産であった。

Leopoldaplatz