今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

20年1月投資環境:ネット・革新事業関連産業の発展

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1/8  インターネットイニシアティブ、イでファイアーウオール・サービス開始
1/8  HealthTech:遠隔診療アプリの『ハロードック』などBゲーツ等より出資獲得、
1/9  ネットフリックス、イ教育文化省と提携、国産映画産業のワークショップ開催
1/14  ギャラント・ベンチャー大林組ビンタン島で太陽光水耕栽培可能性調査

交通関連も常時、前へ
1/21 バリ空港にもLRT建設計画、韓国2団体が協力でMoU。
1/23 第IIアンカサ・プラ、首都空港第4ターミナル計画、収容能力年4千万人
1/27 グラブ、空港第3ターミナルでソフトバンク助言のEVエコ、現代自スタート
1/28 現代自動車、デルタマスでの工場建設に5億ドル追加投資。
1/21 2019年自動車販売前年比9.5%減の1,042,994台:ガイキンド。
1/27 ガルーダ航空ジャカルタ中部国際空港直行便を運休へ、3/29から。
1/28 2019年の二輪車国内販売、1.6%増の6,487,460台、輸出は29%増の810,297台

色々起こるごちゃごちゃ記録に
1/1  首都圏各地で大洪水、高速道路やハリム空港も、67人死亡、3.6万人避難
1/1  ナツナ中国漁船に中国の護衛艦。イも軍出動へ。日本も監視艇提供支援
1/1  ミミカで治安維持活動中の警察部隊がパプア独立武装集団の銃撃受ける騒ぎ。
1/6  北スマトラの豚コレラ感染まだ収まらず、昨年から同日までに4.2万匹死亡。
1/6  ジョコウィ第2期の経済成長率目標年平均5.6~6.2%:国家開発企画庁。
1/7  レジ袋使用禁止へ、首都で7月からと州知事
1/7  2019年度の財政赤字353兆ルピア、前年比83.6兆ルピア増。
1/9  マリ・パンゲストゥ元商業相が世銀執行役員に任命される、3/1より。
1/10  2024年までに多機能ダム18ヶ所建設、投資Rp142.7兆、中期国家開発計画。
1/12  アラブ首長国連邦ムハンマド皇太子と計16件、約229億ドルの協力で合意。

ヘローの新旧店舗

f:id:nishimikyohei:20200207105023p:plainNomadのホテルを探して、Kemang Baratに行った時、T字形のKemang Selatan通りの奥にHeroスーパーマーケットがあり、その横には日本レストランもあったことを思いだす。今、Google MapではAmigoというメキシコレストになっており、ヘーロの建物は未だ立派に立っているようだが木陰で見えないが閉鎖されているようだ。そういえばHeroは我々世代が一番お世話になったスーパーでこのブログでも、小生が通る道すがら、チョクロアミノト、ゴンダンディア、チキニラヤ、デポネゴロと続いてあったが皆無くなったのであろうか。最初のヘーローバリトーなど日本語化していた気がする。
インドマルコのニュースによると、少し古いが2019年1月13日のニュースによると「ヘロー・スーパーマーケット、26店舗閉店して従業員532人解雇へ」というのがあった。
NNAでは 2019年6月「小売りヘロー、スーパー6店舗を閉店へ」というのがあり更に2019年12月3日「小売りヘーロー、ミニマートを全店閉鎖」というのもあったので矢継ぎ早の感がする。

ヘロー・スーパーマーケットと言えば創業1971年でインドネシアのスーパーのパイオネアであり、最初の屋号から会社名にスーパーヘローを使ったPT Hero Supermarket Tbk という上場会社であり、(HERO)という上場コードをもっているが、その後はスターマートやジャイアント或いはガーディアンを持っている。確かに2018年決算は赤字であり、これは2015年、2017年、2019年も続いて苦しい時代を迎えてはいるし、又確かにヘロースーパーマーケットも閉鎖が続いたし、スマンギのジャイアンツもなくなっていることからこれでヘローも完全に斃れれたものと感じたが、あのニュースはそうしたブランドの小売り店の整理で内容もダブっているのではないかと思われる。
つまり2019年の12月の内容はジャイアント・マートの事であり、過去にスターマートも売却しミニコンドミからは撤退した如しで、又2019年12月のニュース内容は「ジャイアント・エクストラ」と食品スーパー「ジャイアント・エクスプレス」の事で保有店舗の内不採算店の一部閉鎖の如しである。
2018年の営業報告ではHero Superが32店、ファーマシーのGardianが270店、Giantが60店、Giant Expressが82店舗で、他にIKEAがある。

Heroは先代のSaleh Kurniaが設立したもので小生の1994年企業ランクではインドネシア37位で資産5,000億ルピアが記録されている。2018年営業報告では現在Ipung Kurniaが会長となっている。序に決算を見ると売上12.97兆ながら純利益は赤字で1兆2,501億ルピアとなっている。決算内容は何故だか食品部門が赤字という。

f:id:nishimikyohei:20200207105448p:plainそして最近の前向きニュースを探すと、最近完工なったCasa DomaineにSupermarket Heroの33店舗目をオープンしたニュースがあり、営業報告のHeroの店舗数と繋がって確認できる。カサドメインはサリムグループ&Ryman Groupの建設したインドネシアで一番高い最高のアパートである。
nishimikyohei.hatenablog.com

また、昨年末ボゴールのSentul地区でIKEAの2店舗目を Giantsのトランスフォームの形でオープンしたと言うし、ここは関連商品も多く、700の駐車が可能で300席のレストランも兼営し住民に喜ばれているそうだ。
今年は5,000億の資金の得て拡大に進む計画で中にIKEAの3点目バンドン店がある。所でHEROの株主を確認するとMULGRAVE Corp BVやDairy Farmが9割くらい保有している。なんだこれもジャーディン・マセソンかとドッと疲労感が出てしまった。

日イの外国訪問者数データ

Wisman dari/ke (in/out) Indonesia
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インドネシアが受け入れた外国人訪問客数、2019年は前年比1.88%増の16,106,954人と発表されたが、日本の外国人訪問受け入れ(インバウンド)は32百万人を超えたことを聞いているので約半数である。インドネシアが10百万を超えたのは2015年であるので年率12%強とはなるが、それまで10百万の線は難しそうで長くぐずぐずしていたので、そこそこであるが、やはりある時期急増したであろう中国には中国様々なのであろう。
この2015年、日本は既に19.7百万を達成していたが、日本の2015も2019も極端な事象があるので年平均は意味がない。言える事は2015年中国からは爆発的100%の伸び、全体で47%の伸びであったがここ2年は14%程度に落ちてきた上に、韓国が7.5百万から5.6百万と25%も減少したからである。それでもこの2019年中国の1位は変わらず9.6(<- 8.4)百万である。
インドネシア訪問の外国人(wisman)の国別内訳は2017年と2018年が公表されているのでそれを代用すると
マレーシア  2,121->2,501
中国   2,093->2,137
シンガポール  1,554→1,768
チモール   960->1,762
インド  536->595
日本  573->530  
韓国  423->358
全体は14.0->15.8mであった。ガッカリしたり、ホットしたりである。

追記 インドネシア訪問外国人数2019の内訳が発表されていたので追補する。(2月9日)
マレー    2501->2.980
中国     2,137→2,072
シンガポール 1,768->1,934
豪州  1,251->1,301->1.386
チモール   1,762->1,178
インド    595->657
日本     530->519
韓国     358->388
米国   344->387->457
英国   378->391->397

ユーロカーズのお陰のマツダCX

euro-cars ?, eurokars

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cx30
ユーロカーズがマツダの新世代クロスオーバーSUVを新発売することになったが、それはインドネシアの話である。4.8億ルピアだそうだから円で言えば4百万円クラスである。日本ではどうだろうかと見て見ると約2.4百万円、その差はインドネシアの輸入諸税だろう。それも今やフォローしてないが昔調べた税金はセダン3,000ccクラスで150%(内付加価値税70%)だったのでそんな感じである。
自動車については運転は出来ても音痴であるので間違いもあろうが少し知識を接近させるだけの軽い気持ちになると、まずはSUVはSports Utility Vehicleでスポーツ多目的車で昔はクロスカントリーがイメージされるが今はこのクロスオーバーと冠すれば、セダンやステーションワゴンのスマートなユニボディである。スマートに街を乗り回す感じである。新世代とは将にマツダの世界で初めて実用化した独自の燃焼制御技術でスカイ・アクティブと呼んでいる。
猶価格はタイプにより3.7百万迄数タイプある。このCX30は日本でも昨年9月に販売開始したものである。
そしてユーロカーズであるが、このEuroKars(EMI)はインドネシア輸入車の販売をやっている現地の会社でマツダの他にポルシェのスポーツEVやRolls-Royce、Maserati、BMWなども扱っているが親会社はシンガポールのEurokarsである。Eurokarsは1985年、創業者Karsono Kweeにより設立され、シンガポールインドネシアの他に中国や豪州でも展開して、大きな伸びを見せて ビジネス界で表彰もうけるほどである。 日本にも同じ名前の会社はいくつもあるようだが、名前がカタカナだけであったり、Euro Carの綴りだけでは何のことかわからず仕舞いであった。

行ってみたいIndoのSuper

Superr Indo
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昔、Condetの先のT字路で見たSuper Indoについて何か書こうと思ったが既に10年位経ってしまった。というのは小生が行き来する街中でこのスーパーマーケットは見掛けることがなく話の取っ掛かりがなかったからである。ところが昨年NNAが「オランダ系スーパー、2カ所目の倉庫開設」というニュースを流したが、このオランダ系スーパーに惹かれて、調べるとこれこそCondetの先のSuper Indoの事であったのである。しかしニュースバリューは特にないがNNAは付け足しで「スーパー・インドは1997年設立。ジャワ島とスマトラ島の40県・市に合計168店舗を展開する。従業員数は8,000人」と説明を付けていた。今、Wikiを見るとオランダと言うのはベルギーの企業Delhaize Groupでこの合弁の相手はSalim Groupだった訳である。
設立は1997年倒産もしないで今もあるのはSalimのお陰なのか、日本では馴染みのない国際企業Delhaize(先進11ケ国で展開)のお陰かはた又ジャカルタ市中でなく少し郊外を狙ったことがよかったのかも知れない。 なにせまだ118店舗ももっているようだ。
アジアで展開している国はインドネシアだけである。つまりベルギーが欧州以外で選んだ唯一の国家がインドネシアであったのである。今頃になって行ってみたくなったが詮無いことである。

ジャカルタ行き来は閑散か 時刻表全解

All flights Garuda Japan
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全日空が、ジャカルタ―成田便を7月から減便すると言う驚愕のニュースが流れた。
金、土、日曜発の便が引かれるが、丁度オリンピックの時も含まれるから、この時のんびりジャカルタに行く日本人もいないと読むのか。インドネシア人の訪日者数はかろうじて1.8%程度の伸びで月3~4万人か、日本人の海外旅行者はやっと2,000万人にたっしたというからどっちもどっちかも知れない。観光整備が今一つであるジャカルタだけに責任を負わせるのは酷だろうと言うことだ。
こうしたニュースはこの1年頻繁に出た記憶がある。少し拾うと
1/20:下げ止まらない訪問外国人数 ジャカルタ、7月以降連続減少傾向で11月は18万人。
10/9  ガルーダ、JKT~羽田、JKT、DPS~関空10月一部運行
9/16 JAL、成田~JKT便を週7便から同4便に、11/12~12/13。
8/25 ガルーダ、JKT~名古屋便一部運行停止10月まで。
7/8  ガルーダ、関空便2便7~10月一部運休へ。
4/24 JAL、ガルーダとの共同運航拡大5/8から、ジャカルタ~中部/関西便など。
3/23 ガルーダ、JKT~名古屋直行便再就航、週4往復。

最近ではフライト状況はどうかと言うことになるが、小生も利用がめっきり減ったので自信はないがサイトの時刻表から以下が最新版を作ってみた。(以降往だけ表示する)
全日空
成田 JKT 毎日 NH835 17:55:到着深夜2400復は翌朝620ここから3便間引く
羽田 JKT 毎日 NH855 10:20:復は翌2145
羽田 JKT 毎日 NH871 22:55:到着は明け450 
羽田 JKT 毎日 N5481 11:45
関西 JKT 水日 N5479 12:00
成田 DPS 毎日 N5471 11:00
関西 DPS 週5 N5473 10:30

日本航空
成田 JKT 毎日 JL725 10:55
成田 JKT 毎日 JL729 17:45
羽田 JKT 毎日 J5011 11:45
関西 JKT 水日 J5015 12:00
中部 JKT 週4  J5017 10:00:=> 追記参照
成田 DPS 毎日 J5013 11:00

ガルーダ
羽田 JKT 毎日 GA875 11:45:以降共同運航 ANA/JAL
関西 JKT 水日 GA889 12:00:ANA/JAL
中部 JKT 水土 GA885 10:00:JAL:追記参照
成田 DPS 毎日 GA991 11:00:ANA/JAL
関西 DPS 週5 GA883 10:30:ANA

共同運航とは例えばガルーダで全てANAJALが名を連ねているが、一言で言えば機体もパイロットもCAも食事もチェックインも基本はガルーダであり、販促支援を行いデータを交換できて多様化が可能という所だろうか 3社で共同運行もある。

追記: 1月28日 昨日以上をブログした後、新たにガルーダが運航を停止するニュースが飛び込んだ。それは昨年週4便で復活して見た名古屋便で週2便に減便していたものをゼロにするもの。この夏シーズンは名古屋からは直行はなくなった。エアーアジアも2018年からインドネシア便全便は倒れたままである。 今小生SNS関連が狂っている。あぁ 無情


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ノマドでつなげ日イ

Nomad - Social House
何処から入手したニュースか、保存文書のタイトルのHafHとSocial Houseの何たるかを調べたく、それだけのブログである。

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nomad
HafH とは日本青年実業家が始めた定額制住居サービスと言う意味でその提供するホテルサービスの一つにジャカルタにthe Social Houseと言うのがあったわけである。
HafHとは昨年4月から、世界 7ケ国に53ケ所のホテルを用意し毎月定額(光熱費・備品・インターネット費用・敷金・礼金・保証金・家具購入費等の諸費用及び初期費用がオールインワン)で使い放題というサービスで長崎の株式会社KabuK Style(共同代表取締役:砂田憲治、大瀬良亮)が立ち上げたもので、9月には12ケ国108ケ所、そして今は 17ケ国の194ケ所の拠点を保有している。この中には、ジャカルタジョグジャカルタ・バリ・プーケットホーチミン・台東・チェンマイ・ロンボクなどを含む40都市に保有しているそうである。このサービスにColivingという単語が登場し最初は何だろうと思ったが一つの写真をみてCo-livingである事に気付いたがカプセルハウスなら、これもジャカルタに流行ってきているので以前ブログにしたことがある。

Hafhのジャカルタの例では、クマン地区の昔Nomad Hostelと言われたホテルが今Social Houseと名前を変えている。Ismayaグループが持っていたのを買収したのかメンバー契約に応じたのであろう。
Nomadと言うのは遊牧民と言う英語であるが、ノマドと言えば日本発的にwikiされているが、要するにアップルのノートブックでスターバックスで仕事している人たちを言うようで別の日本語でドヤラーともいうらしい。 Co-workとか、Ride-shareなら、孫さんも好きなインドネシアのスタートアップ企業をも思い出させたが、そういえば誼で孫さんに投資を頼んで見たらどうだろうか