今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

グローバル2000のアジア

World enterprise ranking
NNAがフォーブス社の恒例のグルーバル2000でフイリピンから6社選ばれたことを報じていた。この記事から要点を拾うと
*フイリピンの6社はシー財閥のSMグループのユニバンクなど2社、以下サンミゲル財閥、アヤラ財閥、ティー財閥のメトロバンク、ゴゴンウェイ財閥である。
*世界のトップは7年連続で中国工商銀行(ICBC)で、3位、4位も中国の銀行、2位がJPモルガン、5位 BOA、6位アップル
*国別ではアメリカ575社、中国が309社、日本が223社で日本のトップはトヨタが15位、続いてソフトバンク36位、MUFG43位であった。
*部門別では銀行が453行でトップ
というだけである。
又このフォーブスとかグローブ社は色々ランキングを発表するが、一端を示すものとして見るのが良いだろう。
気になるインドネシアを調べるとたった6社しかなく、トップがBRIで63位、マンデリ、BCA、BNIの銀行が続きあとはTELEKOMとグダンガラムタバコのみであった。
このランキングは公表された決算データと市場価値が重視された総合ランキングであるが順位を動かしているのは純利益のようだと踏んだ。タマタマ手元の資料に伊藤忠の18年の利益がありそれは5,457億円であるが2018年3月期は4,317億円故、フォーブスでは40億ドルと合致する。伊藤忠の上は銀行が3、独占の通信3社、日産もOKの自動車3社、後三菱商事、郵政、ソニー、東海上がある。滑り込みの芙蓉ゼネラルが1999位で2億ドルである。
ならばと2億円=2兆ルピアとするとその位の純利益の企業はインドネシアにはもっとあるはずだと調べると31社はある。(Astraなどは19兆ルピアである)
2018年の決算が出そろうころ整理してみることにして他のAseanではタイが15社、シンガポール 13社、マレーシアが9である。インドネシアがこの3国を抜くことはないようだ。
先進国では英国81社、韓国62社、仏 57社、加 56社、 独53社、台湾43社である。
ロシアは参加しない。