今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

COVID19と戦う

東京は今日から外出禁止、小生は既に1月24日の新年会以降、外出禁止をやっており、妻が見たがるテレビの前で仕方なくパソコン仕事。大型活字本がある図書館は2月28日からそして延長後5月6日迄閉館で深夜読書とおさらばである。今更ながら消毒もしない本の借り出しは全く不衛生だったと気づく。テレビはスポーツや芸人まで、次々と解説者が現れニュースを演出し通しだが、何か彼らと距離感を感ずる。その最初は、ある人がアルコールシャワーを噴霧する話をしたことがあるのをアナウンサーがそんなこと!と、軽蔑驚いたことである。その前に習近平武漢を訪れた時、全国民に戦いを叱咤激励した事があったが中国は違うぞと感じたものだ。その頃小生は、まず武漢が清潔になるからそこに皆が避難しその清潔な中心点を広げる作戦すら想像したものである。そして最後に小生が目が覚めたのは、他のある人が、ウイルスも死ぬのだということを言うのを聞いた時である。ウイルスにも寿命があることで、そこにウイルスを追い込むことこそが戦いだと思い至ったことなのである。殺菌と言う言葉はあるが殺ウイルスの言葉がないので、今日までテレビは検査や入院・治療の事ばかりで殺ウイルスの言葉は出ないし、或いは小生が東京に出ないからか、アルコール噴霧や消毒風景(或いは住民の真剣な戦い)を日本のテレビで写したことがないのがフラストレーションの源なのだ。殺ウイルスの本命はこのアルコール類消毒剤である。小生は寝床の中まで家の中で持ち歩いているが、家の中にあるアルコール消毒類を妻に聞いたら、10本ほども家のあちこちにあることが解り、今日安心した。
次に、次のウイルスとの戦いは、検査よりも感染防止である。感染すれば治療薬もなく強い毒性にやられてしまう。ウイルスと人間の寿命の戦いに負けるのである。検査とその後のフォローは治療薬開発に必要なことは当然であるが、これはTVがガタガタ云うより専門家に任せておけばいいのである。コロナウイルスは今までも普通にありこの新型も既にゲノムも分析済であり、中国では臨床にまでこぎつけたワクチンも開発済だと言うことだとか、変異性は強くないとか明るい話もある。
そして今アメリカでもStay at Homeであるが、これも人間が隔離されているではなくなく、ウイルス自体を家の外で死滅に追い込むウイルスの監禁と考えるべきだ。
このウイルスは一番好きな所は鼻の奥で増殖するらしく、まずは飛沫感染を防止することが感染防止の一番である。そこで断蜜が言われるが、そこでマスクが登場する。このウイルスは乾燥低温で寿命が長くなるので、このマスクは口廻りの湿度を高め、温度も高めることになり、ウイルスを撃退する戦いになると考えるべきだ。 
小生は将に冬、寒さ防止のためマスクを使う程度で、今年もまだ1枚もマスクを使い捨てにしておらず、カバンの中にいくつか使用中のマスクがあるので、明日の再使用の為、今日はこれからハイターで洗浄する予定だ。
電車の鉄棒や会社のドアノブやテーブルに付着した飛沫ウイルスの寿命は最長9日とかいうので、これとの接触感染もある。この接触感染もウイルスにタッチされた手を鼻口に持って行くのが感染の実態なのである。これで手袋で防いでもその手袋は口に持って行きやすいので却って危険なのである。これもいつも持ち歩くアルコールティッシュが一番である。裸の手はいつでも洗えるからである。 満員電車はお互い支えあいマスクで無言で戦えば安全なのである。この程度の事は全てのサラリーマン諸氏は実践済であろうが、長くインドネシアに居て、自身免疫済であったのか、相次ぐ新型インフルの歴史には浦島であった小生は、今やっとブログを書くことで、重症者候補(高齢COPD)の覚悟を高めるものである。
死への覚悟ではなく、戦いの覚悟なのである。戦いの戦力はまずは免疫力であるが、免疫力を高めるため、小生は睡眠と478呼吸体操を心掛けている。
そしてともすれば陥る、暗すぎるテレビに反発した無謀なチャレンジを止めることなのだ。
これは昨日思わずTwitterした内容の、口足らずを補足したものでもある。