今さら 日イのはてな

「ジャカルタ新旧あれこれ」の合間に

インドネシア投資環境 1~2月

世界に通用する政治風土へ トランプ―チンに続け

2/29  プラボウォ選挙約束の無料昼食、タンゲランの中学校で配布

2/23 181,583の投票所で票の再カウントを行ったと管理委

2/26 開票作業員とその補助者の死亡114人に、体調不良者は万人

2/29 国会議席獲得のための最低得票率4%は憲法違反と

2/3 ルフット調整相は閣僚のままプラボウォ組支持選挙応援。

2/9 プラボウォにカタール戦闘機 12 機購入めぐる収賄疑惑と EU

1/5 プロボウォ候補がジョコウィと会食の写真を SNS にアップ

1/7 候補者討論会、プラボウォ候補が感情的になる場面などあった。

1/9 プラボウォ候補のジョコウィ長男が市民に牛乳を無料配布

1/29 低所得層への現金給付再び、1,880 万世帯に 20 万ルピア支給、

 

EV戦争決着むけて熾烈

2/20 VKTRテクノロギ(Bakrie)、EV開発でインドモービルと提携。

2/21 2023年のEV販売17,060台、24年は5万台目標と政府。

2/27 VKTR、電気バス・トラック組立工場の拡張、比亜迪の商用車も

2/2  BMW、EV の「iX x  50 スポーツ」発表、26.65 億ルピア。

2/5 ミツビシ、ブカシ工場製 SUVの輸出開始、同日は越へ 500 台

2/5 チェリー、『オモダ E5』発売、航続430km、工場建設計画。

2/15 MG モーター、MPV の EV(航続 540km)、ステーションワゴン

2/15 現代自、小型 SUVクレタ』の新型発売、チカラン工場製で

1/24 シトロエン、インドモービルのプルワ工場で EV 生産計画。

1/18 ガソリン使用二輪車に課税か、大気汚染対策検討。

1/18 自動車の充電ステーション設置数 2,704 基、目標の倍以上。

1/17 トヨタ、水素自動車エコでプルタミナとMoU、高速充填ステ着工。

1/18  BYD、50 ディーラー開設と工場建設(年産15 万台)の計画。

1/5 ビンファスト(越)、中型 SUVの EV 市場に参入へ、工場も計画。

1/8 ポリトロン、Eバイク「Fox-S」発表、航続 70 ㎞、Rp1,880万。安値

1/9 LX インター(韓)、カルティコに 60%出資へ、ニッケル採掘。

1/10 MG モーター、チカラン組立の SUV の EV『ZS EV』の販売

 

温暖化防止 日本企業は海外で伸び伸び

2/29 岩谷産業、イのガス充填設備を増強、代替フロンの再生も開始。

2/28 BEMAC今治)、洋上作業船用自動船位保持装置(DPS)受注。

1/30 海外から CO₂調達・国内貯留可能に:大統領令

1/27 プルタミナ地熱、南スマ発電(三菱商)建設中、北スラウェでも

1/17 住商日立造船、廃棄物発電事業でUTと合弁会社設立。

1/18 石火発電でのバイオマス燃料、昨年は 283 万トン、 3 倍増目指す。

 

2023通年経済指数 悲喜こもごも停滞24年へ

2/5 2023 年GDP  5.05%。 1 人当たり は 4,919.7 米ドル、5千達せず。

2/1  2023 年 外国人訪問客数 前年比 98.3%増の 11,677,825人。壁見ゆ。

2/20 2023年の重機生産台数、前年比8.6%減の8,066台と協会。

2/21 スマランの繊維会社2社で計5,300人の解雇とヌサンタラ労連

2/22 2023年の経常収支15.67億ドルの赤字、GDP0.11%。

1/7  二輪車販売通年は 6,236,992 台で24 年目標は 620 万~650 万台。

1/10 2023 年の自動車出荷 1,005千台、小売は同 1.5%減の 998千台。

1/15 2023 年輸出11.3減の 2,588億ドル、輸入6.5%減の 2,219 億ドル。

1/15 2023 年の石炭生産は前年比 13%増の 7.75 億トン

1/16 2023 年のフェロニッケル生産は前年比 3.6%増の 53.52 万トン

1/17 2023 年の国内電子商取引高、4.7%減の 453.75 兆ルピア

世界の中でかじ取り

2/20 OECDがイの加盟交渉開始を決定。

2/17 ガルーダ、4/4 にドーハ直行便就航、ジッダ線に加えて中東強化

1/30 腐敗指数ランク: 115 位にダウン、1位デンマーク、日本16 位。

1/11 独が持続可能な開発支援 6.2 億ユーロ、渋滞緩和、温室効果ガス。

 

日本企業、旧来産業も

2/18 阪急阪神不動産、ボゴールでのタウンハウス開発第 2 期に参画

1/26 日東タイタン、精密切削工具ブローチ再研磨サービス工場オープン。

1/5 角川、グラメディアと東南アジア最大のアニメ、ゲームプロバイダー。

2/15 ハウス食品、イ合弁会社通じて家庭用カレールー発売

1/23 三菱エステート・アジア、バタムでのコンドミニアム建設を検討中。

 

インドネシア企業は:

2/1 インカ・マルチ・ソルーシ、NZ 鉄道向けに車両 450 両供給へ

2/1 カルベ、プロガドゥンで放射線医薬品工場着工、投資 2 千億

2/4 クレタ、日本からではなく中国企業から鉄道車両調達に転換。

2/6 イントラ・ゴルフリンク(バンバン長男)、ゴルフ場開発へ。

2/13 グダン・ガラム、クディリ空港の次は高速道路クディリ 44.5km

 

 

税収・経常収支どうする

1/1 電子タバコへのたばこ税課税開始。

1/1 酒税も値上げ最大 29%。

1/5 JKTの娯楽税 25%(カラオケなど)35%(マッサージなど)から 40%に引上。

2/12 コメの供給不足続き、政府の小売価格上限11,800 を1割強上回る。年15%アップか

2/22 2023年の経常収支15.67億ドルの赤字、GDP0.11%。

 

 

J一つで日本代表 J:COMも、J Resourcesは

 

 

SBI/SBJで序に触れた J TRUSTは在インドネシアの銀行の日本代表なることと辞書で確認したわけである。

1993年、J ひとつで日本代表となったのは J リーグだがその前のJ-POPはK-POPとともに過ぎて行ったが、他にJ一つ冠して企業名にしてるのは:

J: COM(ケーブルテレビ)、

J-POWER (電源開発)、

J WAVE(東京地区のFM放送)、

J REIT不動産投資信託)、

J TELE(視聴チャンネル)、

J-FRONT(FAST RETAILING)

J TECH(システム開発)、J-CARRIER、J-SOURSE,,,,,,,,,がある。

キリがない。しかし、

J Resourcesは、インドネシアの中堅ゴールドプロデューサーだ。

なぜJなのか、Jにキリ込むインドネシアである。

J:COMは利用したいなと思いながらとうとう20年が過ぎて行った。

チューリヒの ヴァーチャル・リアリティ街巡り2

先に続きチューリヒに没入しよう。

カメラはGrossMunster近くの橋から河岸をさか上るがその道は建物の階下だったりする。河岸と幅のある道であればまたテーブルで憩う人たちがある。



河の流れは満々として、青々と透き通っている。白鳥が一羽泳いでいる。素晴らしい。

 

河岸の小道を離れ坂を上ると丘の頂上は公園(ここがリンデンホーフの丘だ)で眼下に河と河向うの東岸の古都市が見える。

 

丘を降りてまた河岸の小道を辿り幾ばくか行くと、橋に行き当たりここで西岸と別れ橋を渡って東岸を歩く。東岸の河岸の道は市電の走る道なのでこれを避ける東岸の古都市は西岸と全く同じ噴水・銅像・広場・パラソル・レストの花盛りでいつか下ってgrossmunsterの門前へ。さらに南にはオペラハウスや観覧車のある公園があり交通の要綱かもしれない。

 

橋をまた西岸に渡って戻る。この辺りにきて市電や行きかう車の存在を知る。歩き出してから1時間が過ぎた。

西岸にきてこの辺りは現代都市のなか、公園を通り抜け、市電に沿って北に向かう。現代都市と言っても建物は重厚な石造りであり1階の商店はファションなものが多い。

この中クラスの通りの街路樹は自然に任せているが市電には邪魔になってないようだ。

歩道は広く縦型ベンチが横置きとなっており、車道と段差がなく乳母車(結構多い)もすいすいとスムーズに押せる。走っている車は少ない。駐車している車も多い。絶対どこでも駐車禁止ではないのだ。

 

東の Grossmunsterに対して西にはFraumunsterがある。その北にSt.Peterが見える。

西寄りに進むと昔のガーデンパーク或いはVolkerkendemuseumがある。ここを前述のLimat Riverの支流が流れて来る。ひざ下の深さの清らかな水である。あちこちに恋人たちが川辺で足水をしている。

 

川辺の道は幅2m程度でドコまでも続くが中央駅Bahnhofの近くで一般道に出てendeとなる。

    

               HauptBahnHof

全行程1時間30分、町の中心のアルトシュタット(古都)の部分だけであったが、チュリッヒの見るべきポイントの9割をカバーしているようだ。

⓬ Zurichは皆が元気に歩いている。自転車も少ない。杖を持つ老人は一人二人、犬猫連れは見かけない。歩行者優先で普通は信号はない 車は自己責任だ

⓭ 20もの路線がある市電の力であろう。しかも市電は5~6両編成と長いが支障になってない。

                                                 From Hauptbahnhof

チューリヒの ヴァーチャル・リアリティ街巡り

 

 

世界都市巡り、おくればせながらボケ防止に取り組むことにした。カメラを胸に街歩きした他の人のYoutubeの後ろを付けて一緒に楽しむのだ。

画像を拡大して顔を近づけ画像に飛び込んでみると如何にも現実になってくる。それはだいぶ前にジャカルタの町のwalking youtubeでも味わったが、ジャカルタ人は前ばかり撮る癖があり横や後ろを見たい自分には歯がゆい物があった。逆に音声解説もなくバックミュージックが流れる欧州人のYoutubeには物足りないがカメラマンの行動を読んでその通りになるとバーチャルがリアリティになる。色々示唆に富む部分も多いので、それらを解説してみようと思ったものだ。

 

今日はZurichを巡ってみよう。カメラは

Zurich, Switzerland 🇨🇭 Hot Summer Walk ☀️ 4K HDR (youtube.com)https://www.youtube.com/watch?v=-AiekHYqEvw さんより借用した。

最初舞い降りたスタ-ト地点はどこだろう。とあるこじんまりしたホテルの店先のCafeテラスだ。旅籠はCantinettaと読める。

 


幾つか小さ目の道路が交差する広場にあり、道路には歩道はなく、直ぐ垂直の建物の壁が立ち上がる小道だ。真ん中の広場は丘の中心で道の先には遠く尖塔の教会が見える。景色を書いて行くとキリがないので感銘を受けた点を番号を付し書いて行くとしよう。

⓵ 建物は昔風の建物で切妻屋根の木組み飾り窓の建物は個人用住居と思えるがドッコイ4~6階建てだ。(1階店舗のアパートだろう)

この道路には家々の2階から3階の窓から突き出されたスイスの国旗で飾られている。国旗を大切にするのはインドネシアもそうだが国旗が飾りにもなるからだ。

 

どんどんとカメラは折れ曲がりながら進むが車は見かけない。建物は一階は殆ど店だったりレストラン・Barが多い。それでも買い物で止める駐車も禁止されているようだ。

 

日本の道路は地球の120周りあるとTVのクイズに出されたがこう言う道はここでは交通路としてカウントされなく公園の延長扱いかもしれない。(街中は自動車侵入禁止だ)

これらが出会う所は噴水の中に古風な彫像がたつ広場でそれとアウトドアのレストをいくつか通り過ぎ、かれこれ8分もうろうろしただろうか市電が走る道路に初めてであった。そうだここまでには現代はない。交通標識も電柱も突き出た看板・広告も彫像すら現代芸術じゃないところがいい。

そうして道を渡ると大きな河があり河向うに二つの尖塔が立つのが見える。

 


これをとっかかりにGoogle MapやWikipediaに頼ることにする。尖塔教会はGrossMunsterと言い河はLimat Riverで河口は広くZurich湖(Zee)が広がる。Walkingはこの辺りの西岸から東岸一帯を歩くことになるが西岸にある中央駅のあたりからLimat河の支流が下る。西岸は河口の近くにリンデンホーフの丘と呼ばれる旧市街を見渡せられる丘がある。最初に見えた時計塔のある教会はSt.Peter教会であったことを確認できた。

Zurichの都市圏人口は200万、市部はパリより小さい87Km2で人口390,000人。 スイスの中央部の州都であり世界の金融都市で住みよいと評価が高い。

つづく

SBIとソフトバンクの2輪で明日を拓く

 

SBIと言えばインドネシアでは中央銀行債券(SBI:Sertifikat Bank Indonesia)で毎週その金利が発表される重要な経済指標なので誰でも知っている。

 

インドネシアの進出日系銀行を調べていた時も、その中には住友、ソフトバンクの影はなく、そのSBを拘ると、論点もあらぬ方向の“SBIあれこれ印度中銀SBIあれこれ 印度中銀はどれ - 今さら 日イのはてな (hatenablog.com)”とブログしたが、再度整理して見よう。(ちなみにSMBCインドネシアはBTPN)

PT BANK SBI INDONESIAとは ?;インドの商銀State Bank of Indiaのインドネシア子会社

PT BANK OF INDIA INDONESIA Tbk:インドの商銀 Bank of Indiaのインドネシア子会社。    

--------------------------------------------------------------------------------

結論;本当の中央銀行は Reserve Bank of Indiaと言う。Bank SBI INDONESIAは非上場である。

 

 

住信SBIネット銀行とは ?;住信SBIホールディングスによる合弁。

SBIホールディングス(上場コード8473):SBIグループ;旧Soft Bank Investmentより

SBI証券SBIホールディングス傘下、オンライン証券大手

SBI新生銀行SBIホールディングス傘下の普通銀行

SBIインベストメントSBIホールディングス傘下のVC:旧商号Soft Bank Investment

-------------------------------------------------------------------------------

結論;SBIホールディングスソフトバンク系の金融コングロでSBIを冠した子会社は140社ほどもある模様。Wikiには“ソフトバンク(現・ソフトバンクグループ)の子会社として設立されたソフトバンク・インベストメントを前身とする。しかし、過度なリスクを取り続けるソフトバンクが財務の安定性が求められる金融事業を並行して行うことは困難であったため、2006年8月2日をもって同グループから完全に独立したとある。”

独立したとは分離した意味で本体はソフトバンクグループと命名したソフトバンクグループ株式会社(略称SBG, 9984)として上場、連結子会社1,300社以上+持分法会社500社以上を持つ。その一つ通信のソフトバンクは単体としても上場(9434)

 

 

SBJ Bank:SBJ銀行とは: Shinhan Bank Japan :Shinhan Fin.Gr.の新漢銀行の日本法人。

Bank J Trust Indonesiaとは;日本の金融機関であるが日本では普通銀行でなく保証か何かであろう。

Line Bank by PT KEB Hana Bank:日本のLine Bank+韓国Hanaのネット決済オペ

PT.LINE PLUS INDONESIA:ソフトバンク系の金融サービス会社

--------------------------------------------------------------------------------

結論:ついにインドネシアソフトバンクの影をつきとめた。ソフトバンク(株)の 数ある事業の一つの韓国Naverとの合弁  が持つLINEヤフー株の 

Zフィナンシャルの LINE Plus Corporationの インドネシア分店たる インドネシア法人である。多分Hanaとのオペ運用管理をしているのか

今日はここまで。ソフトバンクについて認識を新たに。よくぞここまで、日本産業のインキュベータとして貢献、多くの人材が溌溂と自由な発想で価値を生んでゆく姿が目に浮かぶ。

 

追:一言感想:日本のGDPの凋落は日本を足場にしてみた一現象ではないか。インドネシアやタイなどASEANでの日本企業の大胆な諸活動を見ると世界のGDPを押し上げているのは日本の力も大きいだろう。内向きな日本の政治家とTVメディアに一言云いたい。

あと一人のMaharaniにBucinか



 

いつからかTRI SUAKA と言う言葉に出会っていたが、辞書を引いたりしたが、単語でなく人名だ。

多分この間ブログに上げたMS Glowの多彩な花香る才媛マハラニ多彩な花香才媛マハラニのMS Glow - 今さら 日イのはてな (hatenablog.com)に関連して彼の名前をPick upしていたのだろう。 と言うのは、彼はシンガーソングライターで彼のJodohと一緒に歌っており彼女はなんとマハラニと同名でナビラ・マハラニと言うのである。

 

これは又次の話題とドッキングするのである。インドネシア語Bucinと言うスラングはあるがこれはbudak cintaのあたま部をドッキングさせた新語である。つまり恋の奴隷と言う意味で、一人の異性に恋をして、いとほしく何でも仕えたい気持ちになる事である。 これは日曜日のインドネシア語の中庭( mag2 0000107374 <mailmag@mag2tegami.com> )にbucin kucing(しがみついて飼い主から離れることを嫌がる猫)として出ていたばかりである。


 このジョクジャ生まれの24歳の女性は、ムハマディヤ大学の経営学を卒業しており二人はBucinだけでなく真逆のAKU BUKAN JODOHNYAも歌っていたのである。

 

いくつも聞くうちに昔聞いた事があるような気がしてきて以下の二つの歌をわがNostalgiaの510番目の歌としてリストに加えることとなったのである。 

 

TUHAN JAGA CINTA KITA

TRI SUAKA NABILA MAHARANI

 

TRI SUAKA TUHAN JAGA CINTA KITA OFFICIAL LIRIK VIDEO (youtube.com)

BILA NANTI

NABILA MAHARAN

 

NABILA MAHARANI - BILA NANTI (OFFICIAL MUSIC VIDEO) (youtube.com)

 

アヨーディヤー



ジャカルタにAyodyaと言う公園ができたのはいつだったか、できてすぐ見に行ったが植樹も疎らで他に見る事もなく一回りで後にした。写真を見ると2009年である。


現在の上空からのビューでは緑深い中にあり後に感銘することになる。

それ以来このサンスクリット系の名前は憶えており途中2017年には、バリのアヤナ・ホテルがNo1のホテルに選ばれたとき、パドマ・ホテルやこの名前を冠したアヨデイア・ホテルとともにバリは涅槃 となぞらえたが、つい最近、ここがそうだったのかと行き当たった事件があり、それを今日また思い出したのだ。それには長いヒンドゥの歴史をさかのぼらねばならない。

 

アヨーディヤー(古代にはサケタとも呼ばれ又アワドとも)はインド北部にある、仏教にも由緒のあるし、ヒンドゥー教の神聖な都市である。紀元前3世紀にはマウリヤ朝アショカ王も施政され、またインドの偉大な叙事詩ラーマーヤナの中でラーマの誕生の土地とされる。

11世紀からイスラムが到来、13世紀デリー・スルターン朝が成立したのちも、アワドは重要な地域とされた。

16世紀以降、イスラムムガル帝国支配下にはいるとアワド太守が設置され、アヨディアにモスク、バブリー・マスジドが建てられ、18世紀帝国が衰退した後もアワドには地方政権を存続した。バブリー・マスジドの土地はヒンドゥー教徒のラーム・ジャンマブーミ寺院と被っており両方にとって重要な場所をめぐる、宗教間の緊張の中で199212月6ヒンドゥー教強硬派に扇動された暴徒によるバーブリー・マスジド倒壊事件が起こり、この後インド各地で宗派間暴動が頻発、イスラーム教徒を中心に2,000人が死亡する事態に発展した。調査委員会が結成されたが、報告書は2009年にやっと出され2010年の裁判所の判決は、ヒンドゥー教徒イスラム教徒の間で土地を分割したが、その決定は2019年に最高裁判所によって覆され、最高裁は跡地をヒンドゥー教徒側に引き渡し、イスラーム教徒側には代替の土地を割り当てる判断を下した。そしてここにヒンドゥー教寺院ラーム寺院(ラム マンディール)が再建され、この2024年1月22日に、全国的な厳戒態勢が敷かれる中で落成式を挙行、政治的なイベントと言われる混乱の中、約8,000人が招かれ、首相のモディも出席した。

インド政府によって設立された施設は28 ヘクタールの敷地に広がる神殿群で段階的に建設される予定で、第1段階は奉献式に間に合うように完成した。

Mapで完成写真をとトライしたがなぜかきれいのはなくその上、その名称のRam Mandiriは多くあり、町中が石作りの寺院だらけのまちであった。

タイの古都アユタヤ、更にはインドネシアの古都ジョグジャカルタアヨーディヤーの名に由来するそうだ。

ヒンドゥは寛容の宗教だろうと思われるが、同じ寛容の仏教とはうまくいくがユダヤイスラムとは駄目だろうと推察する。

因みにアヨーディヤーの名は「難攻不落の都城」を意味するらしい。